あらすじ
ロンドンの新聞会社に勤める"アイリス"(ケイト・ウィンスレット)は今でも片想い中の元恋人に婚約発表をされて失意のどん底。ロサンゼルスで映画の予告制作会社を経営する"アマンダ"(キャメロン・ディアス)は恋人に浮気されて怒り心頭で、彼を追い出してしまう。心に傷を負った二人が出会ったのは"エクスチェンジ"というサイト。二人は2週間の間だけ家と車を交換する契約を交わす。そんなこんなでクリスマス休暇に入った二人に待ち受けている出会いとは!?前途多難な恋の予感がはじまる.....
本作は恋に下手な二人が主人公。アイリスに至ってはナイスバディでどんな男でも好きになってしまうほど可愛い!タイタニックの主人公・ローズ役をしてから10年後の作品ですがほとんど可愛さが変わっていないのがすごいところです。今は45歳になって少し元の面影はありませんが大人の女性という感じで綺麗です!
話が少しずれてしまいましたが、アイリスはダメンズを好きになってしまう女の子で、恋の間は周りが見えなくなってしまう感じの女の子です。こういう女の子は恋に盲目になりがちですよね。そのため、二股をかけられた挙句、あっさりと振られてしまった後でも未だに未練タラタラな状態。しかも頼られればすぐに従ってしまうほどの純情さ。この子は今までにもいろんな男に騙されていそうですね。そんな彼女ですが、ロサンゼルスに行くことで大きな出会いと決心が生まれます。彼女の行動力と人間力からすれば当然のような結末ですが、それでもなんとも言えない高揚感があります!
さて、もう一人のヒロインであるアマンダについても触れていきましょう。アマンダは制作会社を務めているだけあって超多忙な様子。そのせいか数ヶ月前から恋人とはうまくいっていない。そんな恋人は痺れを切らしたのか若い女の子と浮気してました。アマンダがしつこく問い詰めるとあっさりと自供。それは言っちゃあかんだろ!とツッコミを入れたくなりましたが、確かにアマンダみたいなサバサバ女子といたら疲れてしまうのかもしれないですね。そんなこんなで、ロンドンへと旅立つアマンダですが、初っ端からぶっ飛んでますwとにかく面白いw そんな彼女は、15歳の時に両親が離婚して以来泣いたことがないんです。でもグラハムたちと別れるとなり、涙が。このシーンはなんかホッとするシーンです。
キュンキュンポイント
本作はコメディ要素もありつつのラブロマンス映画になっています。個人的にいいなと思ったキュンキュンポイントを紹介します!
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1アマンダのベットイン
アマンダがサリーの街でワインやお菓子を買いまくってベットでくつろいでいるシーン。ワンちゃんと一緒に遊んだり、束の間の休息を過ごしているようなホッとする感じで可愛いなと思えるポイントです。
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2グラハムとの駆け引き
グラハムと一夜を過ごした後に、グラハムとの駆け引きがなんとも言えないキュンキュン要素があります!お互い一歩も引かない中で、グラハムが「予定が変わったら街のPUBにいるから来てくれないか」と誘うシーン!なんとも言えない甘酸っぱさがありますね!
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3グラハムの子供たちと....
グラハムの奥さんが数年前にこの世をさってしまったことを知ったアマンダ。子供達に誘われるまま子供部屋へ。そこで四人揃って寝そべるわけですが、その時の子供たちとのやりとりが、なんとも胸を締め付けられます。グラハムの心境も難しいところですね。
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4最後のホームパーティ
エンディングでの6人揃ってのパーティはなんだか嬉しいような、この後の展開はどうなるのか気になるシーンです。みんなが賑やかに揃っているところはなんだかにやけてしまうところです。
ひとこと
本作は以前に冒頭4分ほどを見て一度見るのをやめた作品でした。ですが、いざ見始めると面白さが最後まで続く中毒性があります!アマンダとアイリスそれぞれの恋や人間模様が描かれているのでオムニバス系の映画(ニュー・イヤーズ・イブ等)が好きな方にはおすすめです。最終的にはみんなハッピーで終わるわけですが、今後の展開はどうなってしまうの?と気になってしまう作品です。
私の考察としては、アマンダがロンドンに行くのではと考えてしまいます。アマンダの心情的にも残る方を選択するんじゃないかな。反対にアイリスはロサンゼルスに渡っておじいさんのアシスタントなんかをしながら脚本家を目指したりしそうな感じ。これはあくまで個人的な考えですがそうなれば、さらにハッピーな展開になりそうですよね!
キャスト
アマンダ:キャメロン・ディアス
アイリス:ケイト・ウィンスレット
グレアム:ジュード・ロウ
マイルズ:ジャック・ブラック
アーサー:イーライ・ウォラック
イーサン:エドワード・バーンズ
ジャスパー:ルーファス・シーウェル
監督:ナンシー・マイヤーズ
脚本:ナンシー・マイヤーズ
制作:ナンシー・マイヤーズ、ブルース・A・ブロック
公開:アメリカ=2006/12/8、日本=2007/3/24
製作費:$85,000,000
興行収入:$205,135,324(約220億円)