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【箱入り息子の恋】感想レビュー|星野源の初主演映画

どうもこんにちは!

今回は2021年に、逃げ恥婚をした星野源さんの初主演映画「箱入り息子の恋」をレビュー!

人とはちょっと違った生き方について深く考えさせられます。

大きな壁は誰にでもあるけれど、それを乗り越えるのはとても大変なことです。

そんな困難にも立ち向かう生き方に憧れを持ってしまいます。

家族で見てもいいですし、一人で見てもいい!

素晴らしい作品ですのでぜひご覧ください!

ただ、少しセクシーな部分があるのでそういうのが苦手な方は見ない方がいいかもしれません。

あらすじ

内気で恋愛経験のない天雫健太郎(星野源)は職場の市役所と家を行き来する毎日。結婚のけの字も感じさせない人間。そんな健太郎を見かねた両親は、本人たちに代わってお見合いをする「代理見合い」をセッティングする。健太郎はそこで出会った、目の不自由な今井奈緒子(夏帆)に生まれて初めての恋をする。目に不自由な女性に恋をしたことで健太郎の環境は大きく変化するのだが、二人には大きな壁が立ちはだかってしまう。二人の関係はどうなってしまうのだろうか。

キャスト

天雫健太郎

天雫 健太郎(あまのしずく けんたろう)役を務めるのは星野源。本作:箱入り息子の恋は星野源の初主演作品。初主演作品とは思えないほどしっかりとしていて、星野源さんの演技力の凄さが窺い知れます。内気で、なんとも言えない雰囲気の主人公役・・・すごすぎます。

今井奈緒子

目の不自由な女性今井奈緒子役を務めるのは、数多くの作品で評判の夏帆さんです。実際の目の不自由な方はこんなふうではないですが、リアリティも少しあっていい演技をされています。奈緒子自身も少し内気な面もあるのですが、それを感じさせないところが彼女のいいところです。

その他

監督:市井昌秀
脚本:市井昌秀、田村孝裕
製作総指揮:木下直哉、水口昌彦、斎藤正登
興行収入:1.2億円

みんなのレビュー

みんなの評価は星3.5です。人それそれ意見がありますが、感動はしなくても、ほっこりするという意見が多いようです。

レビュワーmen
持てない男と視覚障害女性とのピュアなラブストーリーです。こちらが恥ずかしくなる位のピュアさで、それを淡々と描くからこそ、より作品の良さを高めています。主人公がペットを飼っていて、意味深な刺しシーンもラストで回収され、いい映画を見たなという思いになれます。泣かせにかからない演出(吉野家のヒロイン単独来店)が、よかった。
レビュワーGIRL
バランスの取れた絶妙な加減が良い。障害物を隔てるのも人、それをよじ登って越えるのも人、そんなボロボロな勇者のラブストーリー。
星野源演じる天雫健太郎は、35年彼女なしの冴えない青年。逃げ恥よりも頼りなさが匂っている一方、ブレひとつない真っ直ぐさがあらゆる場面で顔を出す。一方の奈穂子は、眼が見えないことで過保護にされた結果、一歩を踏み出すこともなくなったヒロイン。夏帆の巧みさがとことん味を出している。この作品の良さは、親離れと子離れを平行して描いていることである。代理見合いからスタートしているにも関わらず、ストーリーがいくら進んでも、出てくる場面に親ばかり。かごに入れすぎた子ども二人がそれぞれ、自分だけの踏力で今を飛び越えようとする過程に心が暖まる。同時にヒールとして機能する、大杉漣と森山良子がまた良い。コメディ気質な場面を多く投下しながらも、愛を逃がさずに大胆に描いていく作風は、傑作に映らずとも頭の片隅に残るような匂いがする。
ヤリマンくらいしか際立ったキャラがいないものの、クセが強すぎない作品に仕上がっていたのが印象的。夏帆の透明感と星野源のネガな雰囲気は、まだ感じていたいほど。泣けるというほど泣けるものではないが、なんだか微笑ましく思える良作だった。
レビュワーmen
星野源が絶妙なハマり役だし、夏帆さんとの掛け合いもすごくよかった。
まわりに振り回されてながらも、距離を縮めていく2人の繊細な描写は観ていて幸せだったし、公園でのキスシーンなんかは最高だった。
なのにラスト20分どうした?
ひどいしありえないし、2時間に収めるために無理矢理オチをつけた感じ
前半がすごく良かった分、結末に期待しながら観ていたのでかなりガッカリした

ネタバレ感想

本作は他の作品のように特に感動したり、泣いたりするような作品ではないです。

しかも、特に面白い!と思えるようなところもありません。

でも、なかなかに面白い。

人間の醜さや、コンプレックスなことに真正面に向き合うことの大事さを教えてくれる気がします。

奈緒子のお父さんがクズすぎるところとか、それに真正面から向き合う健太郎。

家に帰ってからブチギレる健太郎。

それ以外にも面白い点は山ほどあるのですが、なんとも言えない気持ちになってしまいます。

その理由は

前半部分は素晴らしいのに、後半があっけない!

この作品自体、全員の気持ちや心情を考えさせられる部分が多いのですが、それを2時間でまとめるのは厳しい気が。

最初はよかったのに途中から「ん?」と思うことや「展開はや!」と思ってしまうところが多くなってしまっている。

ただ、星野源さんや夏帆さんや他の俳優さん方の演技が素晴らしいのでそこは安心してみられることろ。

みている最中はちょっと内容薄いかなと思うところもあるが、最後まで見てみるといい作品だったな!と思える作品。

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